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人の死の悲しい気持ちがわからない人

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久しぶりにロマンスカーに乗りました。

 

 

 

 

 

 

あ、失礼、関東圏以外の方はあまりご存知ないですよね。

 

コレ、私鉄の小田急線という列車の全席指定の特急列車なんです。

 

箱根という地名はご存知の方も多いと思いますが、この箱根に行く時に

 

よく使われるのがロマンスカーなんですよ。

 

新宿から約1時間半ほどで箱根に着きます。

 

このロマンスカーには車両によって先頭車が展望席になっていて、昔

 

子供が小さい頃は喜ばせるために、先頭の座席を確保したものでした。

 

 

 

 

 

今回は箱根ではなく熱海のMOA美術館に行ってきたんです。

 

こちらに行くにはロマンスカーで箱根の手前の小田原で降り、JRに乗り換える

 

手段になります。

 

熱海は古い時代の温泉地なんですけど、時代の流れとともに徐々に観光客が

 

減っていたのが、ここ最近駅前も整備されて、少し盛り上がりかけているのかな、、

 

という印象です。一時期より人が多い印象でしたから。

 

で、 MOA美術館ですが、ここは熱海駅からバスで10分ほど山に向かった先にあります。

 

この美術館が出来た当時はよく建築雑誌にも紹介されていまして、美術館の入り口まで

 

続く何段もの長いエスカレーターと内部構造が、印象的な建物です。

 

さとこ がこの美術館の学会員の方と知り合いになったおかげで無料招待券をよく

 

頂くんですよ。

 

今回は人間国宝展という企画でして、数々の文化財級の品々が展示されていましたが、

 

どうしたらここまで精密精細に物が作れるのか?と驚くばかり。

 

そしてこの美術館には常設で国宝の尾形光琳の「紅白梅図屏風」があり、いつもこの展示の前は

 

人だかりがありますね。

 

それだけ迫力のある屏風ですので、実物をご覧になって直にその力強さと繊細さの絶妙な

 

コンビネーションを感じられて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

感性は人にとってとても重要な要素でそれは感情と直結しています。

 

今回のさとチカ後半ですが、さとこ が最近思っている事を書いてくれました。

 

ひと読みしましたが、確かに感性の部分が欠けているからこそ、そのような人が多く

 

なっているのかもしれないな、、と思いました。

 

身近な方で、そのような人がいらっしゃる方のご参考になればと思います。

 

 

 

では

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

こんにちは、さとこのチカラのさとこです。

いつもご愛読ありがとうございます。


 

 

今日のお話は「人の死の悲しい気持ちがわからない人」についてです。

今まで色々なパワハラなどを職場で受けて苦しんでいる人のことは書いてきました。

ですが、ご相談はそれだけではなく

身内、例えば親子や夫婦であっても

「悲しい気持ちが共有できない」ことでのご相談が多いように思います。

例えば、奥さんの身内が亡くなって悲しんでいるのに旦那さんが浮気とか

子供を亡くして悲しんでいる娘に父親や母親、親戚が心ない言葉をいうとか

失恋したのに友達にわかってもらえないとか

色々尽くしているのに恩を仇で返すようなことをするとか

とにかく、人の「悲しい」という気持ちをわからない人が多すぎるように思います。

これはただ「思いやりがない」「攻撃的」というだけでなく

「人の感情を理解できない」とか「悲しい気持ちがわからない」とか

「家族というものがわからない」などに関係あるのではないかと思います。

私は時折色々と障害をお持ちのお子さんのことも霊視します。

そうする時折ですがぶつかるのが「家族がわからない」ということなのです。

「母親がわからない」ということもあります。

これは一生そうなのではなく最初そうでなくても

お母様やご家族の根気のある大きな愛情で改善されることがとても多いです。


これの軽度の症状がもしかしたら「悲しい気持ちがわからない」ということに

関係しているのかもしれません。



最近「サイコパス」という言葉も聞くことがありますが

これは「人が苦しんでいる姿を喜んで見ている」という極端な例で

残虐な犯罪事件の犯人などがこれに当たるかと思います。

そこまではいかなくても

「悲しんでないで早く立ち直らないといけない」とか

「悲しんでいるのは甘えている」など

色々な理由をつけては

悲しんでいる人の気持ちを踏みにじる様なことを弱っている人にどんどんする人がいます。

大概そういう人は「当たり前のことだ」「悪気はない」と言ったりしますが

「相手が悲しいと思えば相手をむやみに傷つけるのは結局は悪いこと」だと私は思っています。

なぜなら「悪気がなければ交通事故や犯罪で人を殺してしまってもいいのか?」と

同じ理屈の様に思います。



この様な「人の悲しい気持ちがわからない人」「家族がわからない人」に対して

「わかる様にすることができるか?」というのはとても難しい様に感じています。

と、いうのは、今まで障害や認知症など何かしら脳に異常を起こしている場合

霊視で見るとその部分というのは「空白」になっていることが多いのです。

なのでそこを何で埋めれば良いのか?というのが難しです。

もともとあったのだけど他の感情が大きくなって押しつぶされているだけで

元に戻れば感情が戻ってくる場合は良いのです。

ですが、最初からそれがない場合、どうすれば良いのか?

とても難しいです。



前世から今世の霊視などをしていると

前世で達成できなかった事を今世で埋めようとしている人が沢山います。

今までの霊視では何かしら障害を持って生まれた人の前世というのは

一度もまともに生まれることがなく流産や死産を繰り返していたり

前世でひどい栄養失調で脳の発達が遅れていたケースがいくつかありました。

その場合、やっとの思いで今世生まれて長生きしている状態で

世の中全てが初めての体験で、親や家族と出会うのも初めてということがあります。

その様な場合、本当に原始に戻って

1から教えるのが良いのかなと思います。

つまり、感情もそれで教えていくことしか方法がないのかなと思います。

成長のスピードは前世でゼロの人と前世で80の人では飲み込みの早さはもちろん違います。

ですので一歩ずつ教えていって時がたつにつれてわかっていく、ということなのかもしれません。



ですが、すでに成人していた場合

また、その両親も同じ様な状態で全く感情を教えないまま育ててしまった場合

その修復は奥さんや旦那さん、もしくはその子供が教えることになるのだと思います。

ですが、子供と違い大人になるまで何十年もそれで通してきていますから

教え込むことはとても難しいです。

色々なケースを見ていると「親子逆転」の状態の親子も沢山います。

その子供は本当に苦労していることがわかります。

子供が親に色々伝えることはとても酷でもあります。

でも、それが役目の場合はその様にせざるを得なくなっています。



今もし、自分の悲しみをわかってもらえないで苦しんでいる人がいたら

まず、その相手は「悲しみがわかる人か?」を観察して見てください。

それが他人であれば、もう諦めるしかないかもしれません。

それが家族であれば、それも諦める部分も必要かもしれません。

ですがわかる人とわからない人

苦しんでいるのはわかる人でしょうが

わからない人は幸せなのでしょうか?

わからないので周りにも「あの人は冷たい」と言われ

どんどん疎遠になって孤立しているかもしれません。

家族にその様な人がいた場合

本当に今までの色々な場面で「悲しんでいたか?」を思い起こして見てください。

よく考えて見たら「自分の親や子供が死んでも悲しんでなかった」かもしれません。

それは「悲しい感情がわからない」のかもしれません。

だとすれば、その家族はどうすれば良いか?

まず「わかってもらおうと思わない」という風に期待を捨てて

「とにかく少しずつ伝えていく」しかないのかもしれません。



中には「人の悲しみがわからなくて色々言われて辛い」という逆の立場の人もいるかもしれません。

その人は色々な物語や文章、映画などで学習したり

相手の話を「なんでそんなに悲しんでいるのか?」を想像しながら

「自分にはない感情だけど人はそうなのかもしれない」と耳を傾けて見るしかないかもしれません。


ある仏教の説法で聞いた話では

「人の死を悲しむのは人間だけ。動物は時間がたつと忘れることが多い」となっているそうです。

なのでお葬式は人間しかやらないそうです。

ペットの犬が飼い主や家族の死を悲しんでいる姿を見たことがあります。

野生の猿がいつまでも亡くなった子供を抱っこしているのを見たこともあります。

それは少し人間に近いのかもしれません。

でも大方の動物はそこまでひきづってはいない様にも思います。

でも、せっかく人間として生まれたなら

なんとか他の動物にはない「人の死を悲しむ気持ち」が伝わればと思います。

そして気持ちを共有できたときに、分かり合えたときに

より幸せになれるのかもしれません。

皆様もどうぞ周りの方が悲しんでいたらいたわり

自分が悲しいときは誰かに分かち合って

悲しみを共有し、乗り越え、新たな絆も作り

お幸せになってください。


 

 

応援しています。

頑張ってください。


それではまた


 

 

さとこ

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

感情は見えないだけに、それを理解するのは厄介なものです。

 

それを霊視で原因を突き止めていくのですが、今回のお話では

 

さとこも難解な話題に触れていましたね。

 

 

皆様のご家族や身近な人に、このような感情の方がいらっしゃると

 

苦労される事は目に見えていますが、どうか今回のお話を読まれて

 

少しでも緩和できれば、、と思います。

 

 

 

 

 

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